「もじ イメージ Graphic 展」
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日本のグラフィック文化はいかにグローバルな情報社会と向きあってきたのか。企画展「もじ イメージ Graphic 展」が21_21 DESIGN SIGHTで開催へ
「おいしい生活」
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デザインは「形と機能の探究」という理想主義的な思想の遺伝子をその営みの内奥に抱えており、経済というエネルギーで運動しながらもクールな求道者のような一面をも維持してきている。それは産業社会の中で、最適なものや環境を計画していく理性的・合理的な指針として役割を果たしてきた。
一方、テクノロジーがもたらす新たな状況だけではなく、むしろ見慣れた日常の中に無数のデザインの可能性が眠っていることに今日のデザイナーたちは気づきはじめている。新奇なものをつくり出すだけが創造性ではない。見慣れたものを未知なるものとして再発見できる感性も同じく創造性である。 デザインは単につくる技術ではない。それは足早に振り返った歴史からでも確認できるはずである。むしろ耳を澄まし目を凝らして、生活の中から新しい問いを発見していく営みがデザインである。人が生きて環境をなす。それを冷静に観察する視線の向こうに、テクノロジーの未来もデザインの未来もある。それらがゆるやかに交差するあたりに、僕らはモダニズムのその先を見通せるはずなのだ。